小笠原村立母島小中学校では「総合的な学習の時間」に
小笠原太鼓を習うことになっています。
小笠原太鼓同好会では、
この時間に講師として子供たちに和太鼓に親しむことのお手伝いをさせてもらっています。
昨年度までは、大きなイベントでの太鼓の発表前に、
みんなの太鼓のアドバイスに出かけていたのですが、
今年度から、年間を通しての講師をお引き受けすることになりました。
そこで、今までの様子をお伝えします。
小学校は4,5,6年生が、4月23日から今まで5回の授業でした。
4年生は、とにかく、ドンドコの下拍子を徹底的に、練習してもらうことにしました。
なんといっても下拍子が大事ですからね。
基本のリズムを体で覚えてもらいたいんです。
うまく叩けるようになったら、今度の返還祭で、下拍子だけでの演奏も披露できるかも。
と、思っていたら、4年生の発表は今回はないそうです。
では、5年生。
去年転校してきた子たちも、早く自分なりの太鼓をマスターしたくて頑張っているようです。下拍子だけでの演奏の話をしたら、先生が「それを5年生にやらせたい。」との申し出。
よーし、返還祭での発表にこぎつけよう。
そして、6年生。
今年の転校生も下拍子がうまくなってきました。他の子たちも、なかなか楽しんでいるようです
中学校は6月4日から今まで、3回の授業です。
1年生の男子二人は、もう一生懸命。おぼえたい。うまく叩きたい。という意気込みが伝わってきます。
2年生は、もうぺろぺろだーぜ。とリラックスして叩いているようです。
さー、3年生はどうかな。
「かわり太鼓」
と銘打って、例のスウィッチ太鼓を巧みにた叩きます。
「早打ち、アドリブ、楽勝よ」
って感じです。
ただ、早打ちが面白いのは分かるけど、しっかりと音を出してちょうだいね。
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